「暑い季節だから圧迫服は大丈夫だろうか」

著者 : 문철 원장2026年8月3日 11:57 1
Truman Customer Story Column

「暑い季節だから圧迫服は大丈夫だろうか」

手術前の心配は、季節を映します。

冬にお越しになる方は回復期間を、夏を控えてお越しになる方は暑さの中の圧迫服を心配されます。今日は、その夏の心配を抱えてお越しになった、ある方のお話です。

 

漠然とした二つの心配

この方は手術前の心を、こう書いてくださいました。「漠然と、手術はうまくいくだろうか? 暑い季節だから圧迫服は大丈夫だろうか?」

「漠然と」という言葉が的確です。手術前の心配の大半は、具体的な根拠があるからではなく、まだ分からないから生じます。漠然とした心配は、情報で減らすのが最も早いのです。圧迫服を着る期間や方法、暑い季節に管理するコツまで、あらかじめ知っていれば備えられることです。

圧迫服についてはこのようにご説明します。手術直後の12〜48時間は出血の危険がある期間なので、圧迫服の上に追加の圧迫をして過ごしていただきますが、胸と腹部が二重に押さえられるため、この時期が最も不便です。翌日にお越しになって出血の有無を確認したうえで追加の圧迫を外すと、ずっと楽になります。圧迫服そのものが窮屈なのは事実ですが、手術後に伸びていた皮膚を胸のほうへぴったり癒着させるために必ず必要な過程です。この理由を理解されると、暑い季節でもおおむねよく耐えられます。

 

カウンセリングから決心まで

カウンセリングについて、この方はこう書いてくださいました。「カウンセリングを受けて安心し、すぐに手術を決定しました。」

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何年も迷った悩みが、一度のカウンセリングで決心になる場合があります。カウンセリングが特別だからではなく、漠然としていたものが具体的に見え始めたからです。心配の正体を知ってしまえば、決断は思ったより近くにあります。

 

手術の記憶がないということ

手術中の記憶をお尋ねすると、記憶がないとおっしゃいました。

漠然と恐れていた時間が、記憶さえ残らずに過ぎ去ったということ。手術前の心配と実際の経験のあいだの距離を、これほどよく示す答えもないでしょう。

手術は乳輪の周りに局所麻酔の注射を打つ部分麻酔で行い、「チクッとします、この部分だけ我慢してください」というお言葉をお伝えすることで始まります。実際の手術時間は30分ほどです。長年積み重ねてきた手術のノウハウで時間を大きく短縮してきましたが、手術時間が短いほど患者さんにとってより安全なので、この部分を大切に考えています。

 

運動とゴルフ

手術後に最もしたいことをお尋ねすると、運動とゴルフを挙げられました。

スイングするたびに、服が体に張りつくたびに、気になっていた部分があったことでしょう。これからは体ではなく、ボールだけに集中されるようになることを願います。

運動については、回復期間中は上半身の運動を禁止し、軽いウォーキングや下半身のスクワットのような運動はできますとご案内します。ゴルフのように上半身を大きく使う運動は、経過を見ながら時期を決めさせていただく傾向です。何もできない期間が続くのではなく、できることと後回しにすべきことを分けてお知らせすると理解していただければと思います。

 

夏を前に迷っていらっしゃる方へ

この方は同じ悩みを抱える方へ、急いだほうがよいという趣旨の、とても強いおすすめを残されました。そのお気持ちはありがたいのですが、私は少し違うように申し上げたいと思います。手術はおすすめで決めることではなく、診療を通じてご自身の状態を確認したうえで判断することです。

ただ、漠然とした心配のせいで調べることさえ先延ばしにしていらっしゃる方なら、その心配の正体を確認することからは急がれてもよいでしょう。ご来院いただいて私と対話を交わすその時点から、悩みの解決は始まることがあります。私がすべてを解決して差し上げられるとは限りませんが、大半の方は疑問を整理してお帰りになります。おひとりで抱え込まず、気軽にカウンセリングからお越しいただければと思います。