病院が苦手だった方が、病院で楽になるまで

著者 : 문철 원장2026年8月3日 11:56 1
Truman Customer Story Column

病院が苦手だった方が、病院で楽になるまで

病院という空間そのものが苦手な方がいらっしゃいます。

診療室のドアの前から体がこわばり、言いたいことの半分も言えずに出てこられる方。そんな方にとって手術を決心するということは、人より何倍も大きな勇気が必要なことです。今日は、その勇気を出してくださった、ある方のお話をお伝えします。

「訪れるほどに心が楽になりました」

この方は病院への第一印象をこう書いてくださいました。「私はもともと病院が苦手なのですが、訪れるほどに心が楽になりました。」

私どもにとって、これほどありがたい文章はそう多くありません。病院を苦手とする方が楽になるには、一度の親切では足りません。カウンセリングで、手術当日に、その後の確認まで、一回ごとの出会いが積み重なってはじめて可能になることだからです。

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私どもは手術が終わりではなく、長期間のフォローアップを通じて患者さんをケアしています。いつでも問題があるときに私どもへ相談すれば解決できるという信頼を差し上げることが、とても大切だと考えています。ですから手術前だけに全力を尽くすのではなく、手術直後からむしろより細やかに管理して差し上げます。おそらくこうした部分を感じてくださって、このようなお言葉をくださったのだと思います。

 

説明した通りだったという言葉

この方が手術前に心配されていたのは、手術がどのように進むのか、そして痛みでした。

手術を終えたあと、この方はこう書いてくださいました。「痛みは最初に説明してくれた通り、筋肉痛(筋肉痛のはり)程度でした。」

この文章で私が注目したのは「最初に説明してくれた通り」という部分です。痛みの程度は人によって異なることがあります。ですから私どもは、良く飾るよりも、予想される通りをあらかじめお伝えしようとします。事前の説明と実際の経験が一致するとき、患者さんの信頼は回復の過程全体を穏やかにします。

 

怖かった手術、過ぎてみれば

手術についてお尋ねすると、怖かったけれど思ったより大したことはなかったとおっしゃいました。

手術前の恐れは、たいてい実際より大きいものです。その隔たりをあらかじめ縮めて差し上げるのが説明であり、最後に確認させて差し上げるのが手術そのものです。

 

きれいな夏服を気楽に

手術後に最もしたいことをお尋ねすると、きれいな夏服を気楽に着たいとおっしゃいました。

クローゼットの前で、着たい服と着られる服が違っていた時間があったことでしょう。この夏からは、その二つが同じになることを願います。

夏の季節は服が薄いため、胸が出ていると制限が多くなります。きれいな夏服を若い年齢にふさわしく見せたかったはずなのに、これまで我慢して生きてこられて大変だったことでしょう。私は手術後には体にぴったり合うシャツを、ぜひ一度あつらえて着てみてくださいとおすすめします。一度も着られなかったタイトなシャツを手術後に一度着てみることで、もう女性化乳房という恐れから完全に自由になったということを、ご自身で実感してみてくださいという意味です。

 

怖がっていらっしゃる方へ

この方は同じ悩みを抱える方へ、怖がることはないという趣旨の言葉を残されました。ただしこれはこの方の経験であり、手術を受けるかどうかは診療を通じてご自身の状態を確認したうえで判断されるのが正しいです。

足りない点をお尋ねすると見つからないと書いてくださいましたが、私どもはその言葉に安住しません。どの病院であれ、すべての患者さんに完璧ではいられないでしょう。ただ私どもは患者さんお一人おひとりに最善を尽くし、足りないことがないよう努めていますので、怖がらずにぜひ一度ご来院いただければと思います。病院が苦手だった方が楽になってお帰りになること、それが私どもの考える良い診療の姿です。