Truman Customer Story Column 手術日 2026-05-02
この夏、
半袖一枚の自由
手術後に「真っ先にしたいこと」を伺うと、意外にも素朴な答えが返ってくることが多いものです。

最近手術を受けられたある方の答えは、こうでした。「夏に半袖Tシャツを体にぴったり合うように着てみたいんです」。笑いながらおっしゃった言葉でしたが、その一文の中には、これまで服装を気にしながら過ごしてきた時間がそのまま込められていました。今日はこの方のお話をお借りして、同じ悩みを抱えていらっしゃる方々へ伝えたい言葉を綴ってみます。
最も心配だったのは「痛み」でした
この方が真っ先に思い浮かべた心配も、痛みでした。
手術を受けてからしばらくは、寝床に横になるときにずきずきする感じが気になったと、率直に話してくださいました。痛みがまったくないと申し上げるのは、正直ではありません。女性化乳房の手術にも、回復過程の不便さは確かにあります。
ただ、その不便さは時間とともに自然に落ち着いていきます。あらかじめ正確に知って準備された方ほど、回復の過程をより淡々と過ごされます。
「堅苦しいと思っていたのに、予想よりずっと和やかだった」
初めて医院の扉を開けるとき、この方は雰囲気が堅苦しくてぎこちないだろうと想像していたそうです。
ところが実際に来てみると、予想よりずっと和やかで温かく、受付から医療スタッフまで進行が速くスムーズで、長く待たされて気をもむこともなかったとおっしゃいました。
胸は誰にでも気軽に見せられる部位ではありません。だからこそ、初めの一歩を踏み入れるその瞬間を心地よいものにして差し上げることを、私たちは最も大切に考えています。
「まばたきする間に終わりますよ」
手術中に最も印象に残った瞬間を伺うと、この方はこう答えられました。
「思ったよりすぐ終わりました。まばたき一つで終わる感じでした。」
緊張して入ってこられた方ほど、終わってみると意外に短くて楽だったとおっしゃることが多いのです。患者さんが緊張を解き、楽な状態で手術を終えられるよう支えることまでが、私たちの役割です。
ためらっているなら、まずは検索から
同じ悩みを抱える方へ伝えたい言葉はありますか、という質問に、この方は短く明快に答えられました。
大げさな決心から始めなくても構いません。調べてみること、カウンセリングを受けてみること。その小さな一歩が始まりです。この方が思い描いていた「夏に半袖一枚を気楽に着る日常」のように、ささいに見えても、誰かにとっては長く先延ばしにしてきた自由があるのです。
その一歩を、トゥルーマン江南がともに歩んでまいります。