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二度目の決心は一度目より重いものです
初めての手術を決心するのにも大きな勇気が必要です。ところが、その結果が気に入らず再び手術を調べる方の心は、それより何倍も重いものです。一度経験しているだけに恐れはより具体的で、「今度もだめならどうしよう」という思いが足取りを引き止めます。
今日は、胸の形と形状が心残りで再手術を決心してお越しになった、ある方のお話です。
再手術の前で医師がより慎重になる理由
再手術のカウンセリングで私が真っ先にすることは、以前の手術を評価することではありません。今のこの方の胸の状態がどうなのか、組織と皮膚がどのような条件にあるのか、そしてこの方が心残りに思う点が正確にどこなのかを確認することです。
一度手術を経た組織は、最初と条件が異なります。ですから再手術は計画の段階でより慎重にならざるを得ず、私はその慎重さを説明でお見せしようとします。何をどこまで改善できるのか、どの部分は限界がありうるのかをあらかじめお伝えするのです。
心配が大きかった分、回復をより頻繁に確認しました
この方の最も大きな心配も、やはり「今度は問題なくうまくいくだろうか」でした。手術後、この方は特別な問題なく回復過程を歩まれました。もちろんこれはこの方の経過であり、回復の速さと様相は人によって異なります。ただ、再手術のように心配が大きい場合ほど、経過をより頻繁に見て一緒に確認するのが私どものやり方です。
私は手術が終わりだとは思いません。むしろ手術前より手術直後からより細やかに管理して差し上げるべきだと思うので、長期間のフォローアップで経過を見ます。何かあったときにいつでも相談すれば解決するという信頼を差し上げることが、再手術を決心された方には特に大切です。

細かな説明が必要な方でした
カウンセリングと診療の過程について、この方はとても親切で説明が細かかったと書いてくださいました。実は再手術を調べていらっしゃる方には、細かな説明が親切以前に必須です。前回聞けなかった部分、気になっても尋ねられなかった部分まで、今回はすべて尋ねていってくださいと申し上げます。
一度説明してすべて理解できる内容ではないということも分かっています。ですから同じ質問を再びされても、初めてのように説明し直します。私どもの説明は手術同意書に署名をいただくための手続きではなく、緊張がほぐれるまで交わす対話だと思います。
「費用が惜しくありませんでした」
手術を終えたあと、この方は費用が惜しくなかったという感想を残され、結果については「十分に満足しています」と書いてくださいました。
この満足はこの方の経験です。再手術が必要かどうか、改善の余地がどの程度かは人によって異なるため、診療を通じてご自身の状態を確認したうえで判断されるのが正しいです。
二つ目のドアを叩く方へ
最初の結果が心残りだった方に必要なのは、新しい覚悟ではなく、前回よりも正確な診断と正直な説明だと思います。二度目の決心の重さを知っているからこそ、それだけ慎重に見ます。
女性化乳房の手術は身体的な変化だけの問題ではないと思います。結果が心残りのまま過ごすあいだ、心がより萎縮するため、再手術のカウンセリングでは心理的な部分も一緒に見ます。男性が肩を張って歩く姿勢は、自信が満ちたときに現れるものだと思います。
二つ目のドアの前で長く立っていらっしゃらず、まずお越しになってお話から交わしてみればと思います。どの病院もすべての患者さんに完璧ではいられないでしょうが、お一人おひとりに足りないことがないよう努めています。怖がらずにお越しいただければよいのです。