Truman Customer Story Column
40代半ばの心配
「取るのは良いけれど、取ったあとが心配です。」 40代半ばのこの方が相談でおっしゃった心配を要約すると、こうなります。組織を取り除いたあと、その場所が垂れたり、へこんで見えたりしないだろうか。若い方よりも皮膚の弾力をもう一度考えなければならない年代なので、十分に出てくる質問でした。今日は、この方のお話を借りて、その心配について書いてみます。

垂れたり、へこんで見えたらどうしよう
取ることより、整えること
女性化乳房症の手術の目標は、組織をたくさん取り除くことではありません。取り除いたあとの胸の輪郭が自然であることです。 ですから私たちは、どれくらい取り除くかを決め、どこをどれだけ残すかを計画します。年齢と皮膚の弾力、組織の状態によって、アプローチが変わらなければならない理由です。この方にも手術前にこの点について時間をかけて説明し、心配されていた垂れやへこみに対する計画を一緒に確認したうえで、手術に入りました。
親切で、体系的だという二つの言葉
病院の印象を尋ねる欄に、この方が残してくださった答えは「親切、体系的」という二つの言葉でした。 そして最も記憶に残る瞬間として、こう書かれました。 「回復室で親切に世話をしてくださった看護師の方々、手術前の細やかな院長の説明。」 手術前の説明と、手術後のケア。執刀医ひとりではなく、回復室の看護師まで、全過程が一つのチームとして動いてこそ患者さんは安らげるのだと、改めて確認させてくれる答えでした。
白いTシャツを着て出かけた日
手術後にいちばんしたいこととして、この方は白いTシャツを着て外出することを挙げてくださいました。 薄く明るい服ほど胸の輪郭が出やすいため、女性化乳房症で悩む方が最初にあきらめる服でもあります。クローゼットの前でのあの長いためらいが、手術後にしたいことの一番目に置かれたのです。
大きく悩まないで、という趣旨の言葉
同じ悩みを持つ方へ残す最後の欄で、この方は大きく悩まないで、という趣旨の言葉を残してくださいました。 もちろんそれはこの方の経験から出た話であり、手術を受けるかどうかは、診察でご自身の状態を確認して判断されることです。ただ、この方のように垂れやへこみが心配でためらっていらっしゃる方であれば、その心配をそのまま相談室に持ってきてくださって構いません。心配の本質を確認することが、決断の始まりです。