むしろ、だから良かったのだと思います

著者 : キム・ミンス 院長2026年7月23日 11:20 16
Truman Customer Story Column

むしろ、だから良かったのだと思います

手術中に記憶に残っている場面を尋ねる項目があります。たいていは緊張した場面や印象に残った会話が書かれているのですが、この方の答えは少し違いました。

「記憶に残っているのは麻酔に入る瞬間だけです。むしろ、だから良かったのだと思います」

手術の記憶がないことが、いちばん良い記憶になるという逆説。今日はこの方のお話をご紹介します。

 

心配のリストが長かった方

手術前にいちばん心配だったことを尋ねると、この方は回復がうまくいくか、いつ日常に戻れるか、そして費用のことまで、いくつも書いてくださいました。

Man Waiting in Waiting Room 202607301130

心配が多いということは、それだけ長く、真剣に調べてこられたということです。私たちがすべきことは、そのリストをカウンセリングで一つずつ取り出し、漠然とした不安と、実際に準備すれば済むことを分けてお示しすることです。回復と復帰の日程はご自身の状態によって変わりますので、診察で確認した内容を基準に計画を立てていただければと思います。

「待合室も一人で使えたのが良かったです」

病院の印象として、この方が残された答えです。

女性化乳房症は、人に打ち明けにくい悩みです。病院に来る決心をしても、待合室で他の人と顔を合わせるのが負担で足取りが重くなる方がいらっしゃいます。私たちが動線と空間を分けている理由です。診察室に入るまでの時間も診療の一部だと考えています。

「私も長く悩み、長くストレスを受けてきましたが」

同じ悩みを持つ方へ残す言葉の冒頭に、この方はこう書かれていました。

手術台に上がるまでの時間が決して短くはなかったという告白です。その時間を通り過ぎてきた方の言葉であるだけに重みがありますが、これもこの方のご経験です。手術が答えかどうかは診察を通してご自身の状態を確認したうえで判断することであり、悩みの重さを軽くする最初の一歩としてカウンセリングをご活用いただければと思います。

 

運動のとき、そして夏に

手術後にいちばんしたいこととして、この方は運動のときや夏場に人の目を気にしないことを挙げられました。アンケートの最後の欄には、短い感謝の言葉を残してくださいました。

長く悩み、長くストレスを受けてきた時間に区切りをつけたのは、結局この方ご自身の決断でした。私たちは、その決断が穏やかな記憶として残るようお手伝いしたにすぎません。この夏が、人目を気にしない季節になりますように。

続けて読む お客様ストーリーコラム

お客様ストーリーコラム一覧 →

ドクターコラム

ドクターコラム一覧 →
江南院 院長 キム・ミンス
著者紹介
胸部外科専門医 · 医学修士
# トレンディな体型デザイン# 患者とのコミュニケーション重視# ニーズ最適化
主な経歴
  • · 胸部外科専門医 / 医学修士
  • · 釜山大学校 医学専門大学院 卒業
プロフィール詳細を見る ›
"若い感性の体型デザイン。患者さまのご希望を深く理解した共感の執刀です。"
"手術の結果は、医療者の技術と患者さまのご希望が一致したときに完成します。トレンドを踏まえた感覚で理想のラインを的確に把握し、手術の全過程での細やかなコミュニケーションを通じて、最もご満足いただける変化をお届けします。"
  • · 三星ソウル病院 胸部外科 研修医
  • · 三星ソウル病院 胸部外科 フェロー
  • · 元 一山東国大学校病院 胸部外科 教授
  • · 大韓心臓血管胸部外科学会 正会員