Truman Customer Story Column
「取り除かれた写真を見たとき」
手術を終えると、取り除いた組織を確認していただきます。言葉で説明するより、一度ご覧いただくほうが早いからです。
この方が記憶に残ったこととして書いてくださったのも、その場面でした。
「乳腺と脂肪が取り除かれた写真を見たとき」
胸が出て見える原因を体重のせいだと思って来られる方が多くいらっしゃいます。ところが取り除いたものをご覧になると、白くて硬いかたまりが一緒に出てきます。それが乳腺組織です。脂肪は運動と食事で減りますが、乳腺組織は減りません。何年運動しても胸の形だけが変わらなかった理由がここにあります。
女性化乳房は脂肪型と乳腺型、その二つが混ざった型に分かれます。どちらが優勢かによって手術計画が変わり、そのため手術前に超音波で比率をまず確認します。見た目の大きさだけでは区別できません。健康保険の給付対象かどうかも、この確認を経て判断します。
取り除いた組織をお見せするのには、もう一つ理由があります。回復期間に腫れが残っていると、手術前と何が変わったのかをご自身で見極めるのが難しくなります。取り除いた量を目で確かめておくと、その時期を乗り越えやすくなります。

手術前の心配として書いてくださったのは痛みで、実際にはほとんど感じなかったとおっしゃいました。この方の場合はそうでした。痛みは、取り除く範囲、組織の硬さ、個人の敏感さによって大きく異なります。手術当日と翌日がいちばんつらく、その後数日かけて和らぐのが一般的な流れですが、さらに数日つっぱる感じが残る方もいらっしゃいます。
医院の雰囲気については、「温かかった」と一言で書いてくださいました。女性化乳房で初めて医院に来られる方にとっては、その一言が診察の内容と同じくらい大切です。
手術が終わったらしたいことをうかがうと、一言書かれました。
「ウォーターパーク」
上着を脱がなければならない場所は、女性化乳房のある方が何年も避けてきた所です。再び行かれるには、傷がふさがり水遊びができる時期を診察で確認していただく必要があります。傷の状態によって異なりますが、手術直後に入れる予定ではありません。
同じ悩みを抱える方々へは、短い一言を残されました。
「早く受けろ。」
ご自身が受けた結果についておっしゃった言葉です。女性化乳房は等級と組織の形によって、手術が適切な場合と経過を見守ってよい場合に分かれますので、どちらなのかは診察で確認されたうえで決めていただければ結構です。
来年の夏は、予定を先に立てられればよさそうです。