Truman Customer Story Column
「銭湯やプールにも堂々と行けそうです」
女性化乳房が生活をどこまで狭めているかは、体験談の四つ目の欄に表れます。手術後にしたいことを書く欄です。
今日ご紹介する方は、その欄をいちばん長く書かれました。恋愛、服のシルエット、銭湯とプールが順に書かれていました。
同じ悩みを抱える方々へ残された言葉に、決心に至った経緯が入っていました。「私の場合、ダイエットによる減量では女性化乳房が改善されず、手術を決心しました。」
女性化乳房は、胸の内側の乳腺組織が増えた状態です。この組織は体重を減らしても一緒には減りません。体脂肪が混ざっていれば、やせるにつれて全体の大きさは少し小さくなりますが、乳腺組織が残っていれば形はそのまま残ります。減量を長く試してから来られる方が多い理由がここにあります。

手術前にいちばん心配だったこととしては副作用を書かれ、そのあとにこう続けて書かれました。「でも手術2週目の今、大きな副作用もなくよい結果が出て満足しています。」
2週目はまだ回復中の時期です。腫れが残っていて形も落ち着いていく途中なので、いま見えている姿が最終的な姿ではありません。経過は人それぞれ異なって過ぎていくため、この感想はこの方が2週目までにたどってきた状態についてのものです。
初めて来院されたときの印象としては、こう書いてくださいました。「スタッフの方々がみなさん親切でやさしかったです。特に細かく教えてくださってよかったです。」
女性化乳房の手術は、手術当日よりもそのあと1か月の日程が生活を変えます。圧迫着をいつまで着るのか、何ができないのか、いつから制限が解けるのかを前もって知って臨まれるほうがよいのです。
手術中に記憶に残った瞬間としては、こう書かれました。思ったよりすぐに終わって驚いたこと、目を閉じて開けたら手術が終わっていたと。
鎮静で行い、手術そのものは30分前後です。結果のご説明は、手術を終えたあと回復室でいたします。
銭湯とプールは、女性化乳房で来られる方がまっさきに消してしまう場所です。その場所が再び選択肢になることが、手術で変わる部分の一つです。
この方は手術をすすめたいという気持ちを残されました。これはこの方の経験であり、手術を受けるかどうかは、診療でご自身の状態を確認したうえで判断されることです。