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あまり怖がらないでいよう
女性化乳房の手術相談でもっともよく出る質問は痛みです。どれくらい痛いのか、何日ほど痛むのか、鎮痛剤で対応できるのか。手術の方法よりこの質問が先に出る場合が多くあります。
今日ご紹介する方も、手術前にいちばん心配されたのは痛みでした。そして手術後のアンケートにはこう書いてくださいました。「思ったより大丈夫。1〜2週間ほど経てば耐えられる程度」。
先に答えを申し上げると、女性化乳房の手術の痛みは手術直後の数日がもっとも強く、その後はゆるやかに減っていく形です。筋肉を切る手術ではなく、乳腺組織を切除して脂肪を吸引する手術ですから、痛みの性質も切られた痛みというより、胸全体が筋肉痛のように重だるい側に近いのです。久しぶりに無理をして運動した翌日のあの感じを思い浮かべていただければ、大きくは違いません。
ただし乳腺組織の切除範囲と脂肪吸引の範囲は人によって異なり、痛みの感じ方も異なりますので、何日目から楽になると一律に断定して申し上げるのは難しいのです。この方が書かれた1〜2週間はこの方の経過であり、すべての方の基準ではありません。私の臨床経験から見ると、最初の数日を越えてから「思ったより耐えられる」とおっしゃる方が多い傾向にあります。

病院の第一印象をうかがうと「体系的」と書かれたあと、個人別の待合室がとても印象的だったと付け加えられました。
女性化乳房で来られる方は、待合室で他の人と目が合うこと自体を負担に感じる場合が多くあります。ですから診療の動線を設計する際に待合の空間を分離しました。医学的な結果と直接関係する部分ではありません。ただ、病院の扉を開けて入ってくるまでに何年も先延ばしにされた方にとっては、こうした部分が実際に大きく作用します。
手術中の記憶をうかがうと、早く進んでよかったと答えられました。
手術室で患者さまが記憶される区間は、たいてい入室から麻酔がかかるまでです。この区間が長くなると、その時間ずっと緊張が積み重なります。ですから麻酔科の院長と手術チームが準備をあらかじめ合わせておき、患者さまが横になられてからは滞りなく進むようにしています。この方が「早い」と感じられたのは、その区間が短かったという意味だと読みました。
手術後にしたいこととしては、服をもっと自由に着ることを挙げられました。女性化乳房の手術を決心する理由のうち、もっともよくあるものです。明るい色のTシャツ、薄い夏のシャツ、体に沿う服。他の人にとってはただの服ですが、この方々にとっては長いあいだ選択肢ではなかったものです。
同じ悩みを抱えていらっしゃる方々へは、このように残されました。「あまり怖がらないでいよう」。
手術を急げという意味には読まないでいただきたいと思います。これはこの方の経験であり、手術が必要な状態かどうかは、診察を通してご自身の乳腺組織の状態と程度を確認したうえで判断されることです。ただ、怖さの相当な部分が知らないところから来るという点ははっきりしています。痛みがどの時点までなのか、回復がどのような順序で進むのかをあらかじめ知って始めれば、その期間は耐える時間ではなく、過ぎていく時間になります。
- · 円光大学校 医大/歯大/薬大/韓医大 全体首席
- · ソウル峨山病院 外科 研修医
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- · 燕達国際病院 形成外科 臨床顧問医
- · 米国AMS社 認定医 / Coloplast社 認定医
- · ニューポン社 海外および国内医師教育 指定病院長
- · アポレックス(APOLEX)韓国・アジア 医師教育 指定病院長
- · 大韓男性科学会 正会員
- · 大韓肥満体型学会 正会員
- · 大韓脂肪吸引学会 正会員
- · 国際肥満体型学会 正会員
